花柳劇団について紹介します

2月8日に本校の140周年記念に合わせ、「鏡の乙女」の奉納公演をしていただく花柳劇団さん。先日も来校され、体育館を見ていただいたり、ステージ上の設備やすべての暗幕を閉じるなど、細かな打ち合わせをしに来てくださいました。お芝居に出てくるセリフも、時代考証を研究していただいていたり、小学生に見せる公演ということで、表現も小学生の子どもたちがわかるようにと、何度も何度も考え直してくださっているそうです。そんな素敵な花柳劇団さん。令和元年6月発行のフリーペーパー「シニア玉手箱」から、劇団について少し紹介させていただきます。

花柳願竜劇団は、松阪市を起点に、全国を旅芝居する大衆劇団で、親子4人に団員を加えたファミリー劇団です。現在の座長は、長女の花柳竜乃さん。お父さんは花柳願竜さん、お母さんの花柳さつきさん、次女の香賀峰子さん。ほかにもいらっしゃいますが、少ない人数ながら、迫力ある大衆演劇を続けて来られています。受けた恩は返す「庶民」の義理人情をテーマに公演を続けてみえます。全国にもファンがいる素敵な劇団です。1970年からずっと続けてこられていることも魅力の一つです。

今回の公演は創作劇。初めての公演・公開です。そんな貴重な機会に本校を選んでいただけたのも、義理人情に厚い花柳一座の皆様とのご縁があってこそでした。

劇のもとになる奇談が校区にある矢津の大河内明神・松村宮司にまつわるお話だったこと、学校創立140周年記念の年であり、子どもたちと地域のみなさまとの思い出に残る行事にしたいという思いを聞き届けてくださったこと。そんなことから今回の奉納公演につながりました。

素敵なご縁に心から感謝申し上げます。

 

シェアする