5年森林学習がありました
9月26日(木)は松阪林業研究会の皆様にお世話になり、森林学習の出前授業をしていただきました。川井逸夫さんからは、この学年は、4年生の時のシイタケの原木への菌打ちに始まり、こもき谷への散策、皮むき体験、山の土と砂の保水力実験につづく5回目の森林学習であることをお話しいただきました。これまで、たくさんのことを体験活動を通じて学んできた5年生です。
「手入れのしていない山は、〇がなく、明るい」
「手入れのしてある山は、〇が多く、暗い」
〇に入る漢字一文字、わかりますか? 子どもたちはすぐに答えていました。さすがでした。
山には鳥の鳴き声、川の音など、山の声がたくさん聞こえてきますというお話に真剣なまなざしを向けた子どもたちです。
5限目は、三重県農林事務所の樋口さんの授業でした。ワークブックとパワーポイントを使って、なぜ人は木を植えたのかを考えていきました。6限目は長野修さんの授業でした。この前の台風の時の大河内城址の写真から、森林の役割をもう一度確かめていきました。
また、葉を比べて、どちらがヒノキかスギかを当てるクイズもしました。樹齢80年近くのヒノキの輪切りで、何歳かを当てる活動も盛り上がりました。
森を守る山の仕事は、いいことばかりではないけれども、その大切さが伝わることで、大事にする心が育ってくれたらという林業研究会の皆様の思いに触れ、たくさんの学びを得た子どもたちでした。
授業が終わってから、昇降口にもクイズを置いてみました!